脳内ポイズンベリー 恋する女の脳内会議はカオス!
素人ケータイ小説家のいちこ(真木よう子)は、30歳の独身女性。
出版社の飲み会で知り合った年下の早乙女(古川雄輝)と偶然駅のホームで遭遇した彼女は、胸をときめかせ、彼女の脳内では「ポジティブ」(神木隆之介)「ネガティブ」(吉田羊)「衝動」(桜田ひより)「記憶」(浅野和之)「理性」(西島秀俊)が彼に話しかけるべきか議論していた。
脳内会議の結果、いちこは勇気を出して話しかけ、早乙女と付き合うことになるが、早乙女の言動や元カノの登場に脳内会議は大荒れ。
年上の編集室の越智(成河)がいちこにアプローチする、どちらを選ぶか脳内会議は白熱する。
水城せとなの同名コミックを、映画化。
日和見な理性、毒舌なネガティブ、能天気なポジティブ、ときめきに忠実な衝動、そして脳内会議が煮詰まった時に登場する謎の女が織り成す脳内会議のユーモラスな掛け合い、好きな男性の言動に一喜一憂したり相手に対して臆病になる恋愛感情と恋愛の中で何が大事か気づいて成長していく等身大のアラサー女性いちこを演じる真木よう子のキュートな魅力、大事なのは誰と一緒にいたいかより誰と一緒にいる自分が幸せか、相手と真剣に向き合うなら自分の気持ちを素直にぶつけること、そしてどの相手といてもありのままの自分であることをメッセージする傑作ラブコメディ映画でした。
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