28DAYS 依存症リハビリセンターで本当の仲間たちと出会った
N.Y.に住むジャーナリストのグエン(サンドラ・ブロック)は、毎晩パーティに出かけては倒れるまで飲む日々を送っていた。姉の結婚式でさえも酩酊し、車で見知らぬ人の庭先に突っ込んでしまう始末。
そんな彼女を待っていたのは、アルコール、ドラッグ中毒を治療するリハビリセンターでの28日間。ここでグエンはさまざまな過去を持つ仲間達に出会い、人生の素晴らしさをみいだしていく…。
姉の結婚式ではめを外し過ぎ交通事故を起こしたことをきっかけに措置入院になった主人公グエンが、入院している病院仲間(メロドラマ好きな自傷癖の女の子、女好きなコカイン中毒の男、セックス中毒の元プロ野球選手など)との交流や更正プログラムの中で、自分のアルコール依存症の原因が破天荒な母親や姉へのコンプレックスにあることに気付いて、家族との関係の立て直しやデタラメなライフスタイルから脱してシラフで生きる生き方を歩んでいくストーリーを、自助グループでのミーティング(グエンが対立していた仲間と想いのたけをぶっちゃけ合うことで仲良くなり始めるシーンは爆笑もの)やプログラムの細かな描写やグエンと仲間がぶつかり合いながら仲間同士の友情や恋を育む展開(サンドラ・ブロックとヴィゴ・モーテンセンがお互いの失敗談をぶっちゃけ合ったり、ヴィゴがサンドラにピッチングを教える中で友情を育む展開)を絡め描いています。
アルコール依存症だがナィーブで不器用女子の魅力がはまっているサンドラ・ブロック、ナィーブな魅力を見せるヴィゴ・モーテンセンのナチュラルな演技、スティーブ・ブシェミも良い味出しています。スリー・ドッグ・ナイトの「Joy to the world」が、彼らのテーマソングのようで元気が出ました。
「小さなことを頑張る、肩の力を抜く、あとは天に任せる」
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