ナタリー 愛は年齢差などの壁を乗り越えられるか その5

ナタリー(オドレイ・トゥトゥ)は愛し合った夫を亡くし、3年間恋愛から離れ仕事一筋の生活を送っていた。
ナタリーは夫以降、誰も好きになれないと思っていたある日、お世辞にもかっこいいとは言えない同僚、マーカス(フランソワ・ダミアン)に突然キスをしてしまう。
そして、マーカスは魅力的な彼女に惹かれ、ナタリーも素朴な彼に惹かれ始める。
しかし、ナタリーに一方的に好意を抱いている会社の社長シャルル(ブリュノ・トデスキーニ)や、噂好きの同僚たち、ナタリーの友人によって二人は騒がれるようになり…。
「アメリ」のオドレイ・トトゥが、夫の死の哀しみを克服し切れていないけど新しい恋に戸惑うヒロインを演じた、大人のラブコメディ映画です。
最愛の夫フランソワと死に別れ心を閉ざすナタリーとナタリーを飾らない言動と包容力で解きほぐしていくマーカスの少しずつ距離が近づくもどかしい恋が可愛く、小粋でオシャレなファッション、キャラクターの心情を雄弁に語るヒットソングの数々、マーカスがナタリーのイケテる友人にコンプレックスを抱きわざとそっけなくしたり、ナタリーがマーカスの気持ちが分からなくてイラついたり、ナタリーとせっかくデートしているのにナンパしてくるチャラい男に馬鹿にされたのがきっかけで自分はナタリーに相応しくないのではと自信を無くしてしまうマーカスのもどかしい想い、遠回りしたあげくお互いの気持ちを確め合えたきっかけの可愛いプレゼント、ふたりの仲がバレてからの展開にハラハラしたけど爽やかな後味の終わり方、「キミの痛みは、俺が踏みつぶす」「あなたの良いところは、いつも変わらず安心出来るところ」などキュンキュンさせる名セリフ、キュートな傑作ラブコメディ映画でした。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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