鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編 テレビアニメシリーズ第1作
大正時代の日本。
炭を売る心優しき少年・竈門炭治郎(声:花江夏樹)は家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残った妹・禰豆子(声:鬼頭明里)は狂暴な鬼に変異してしまう。
絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする…。
吾峠呼世晴原作コミックスをアニメ化した作品。
家族を鬼に殺され、妹が鬼に変化してしまい、鬼と戦って妹を守るため、鬼狩りを使命とする「鬼殺隊」の育手である鱗滝左近次から「全集中の呼吸」「水の呼吸」の技を習って、最終選別試験を生き残り、鬼殺隊の一員として炭治郎が鬼と闘う日々を、鱗滝左近次の下での修行や最終選別での手鬼との戦いや初任務の沼鬼や浅草での手毬を武器にする朱紗丸と矢琵羽との戦いや那田蜘蛛山での下弦の鬼・累との激闘などの激闘、同期隊員の善逸や伊之助や先輩隊員の富岡義勇たち柱との強い絆、那田蜘蛛山編の鬼の一家のDV家庭のような歪んだ絆や小説家に挫折して鬼に堕ちた鼓屋敷の鬼など鬼に堕ちた人間の哀しさ、妹を人間に戻すために戦う竈門炭治郎や強さを追い求める伊之助や弱い自分を変えたい善逸たち鬼殺隊の熱いドラマを絡めて、ハイクオリティの作画とキャストの限界を超えた熱演、ダイナミックなアングルと躍動感のバトルで描かれていて、近年のジャンプコミックのアニメでは最高峰のアニメシリーズ。
特に、炭治郎が錆兎や真菰と修行するパート、炭治郎が珠世や愈史郎の助けを借りて手毬鬼と戦うパート、そして那田蜘蛛山での下弦の鬼・累との対決はまさに神回。
「生殺与奪の権を人に委ねるな」「失っても失っても生きていくしかないんですよ」「心は原動力だから、いくらでも強くなれる」
0コメント