『マンスプレイニング その優しさ、本当に女性に優しい言動ですか? | My Mind Note・ミュージック&ムービー中毒で全身当事者主義な日々』
あなたは、男性からこのような言動をされていませんか?
「僕からの電話には、深夜でも出なさい」
「僕からのメールには、すぐ返事しなさい」
「僕からのアドバイスには、従いなさい」
「化粧や着るものは、僕の言う通りにしていれば間違いないから」
それは、「マンスプレイニング」の疑いがある言動である。
「マンスプレイニング」とは、男性が女性に「僕があなたに教えてあげる」「僕の言う通りしていれば、大丈夫」と「女性が無知無力であること」を前提に余計なお説教やお節介をすることで相手をコントロールしようとする言動のこと。
もし男性のアドバイスやお節介に対して女性が反論したり口答えすると、相手の男性が不機嫌になり「あなたを見損なった」「あなたをもう応援しない」と豹変する、最悪の場合はAKB48メンバーの殴打事件やアマチュア女性シンガーの襲撃事件のような事件に発展する。
このような病んだ言動をする男性または女性が求めるものは、相手の女性に自分の存在を認めてもらいたいという承認欲求や相手を独占所有したいというエゴイスティックなもの。「マンスプレイニング」が起きるシチュエーションは、リアルやSNSで応援している女性シンガーやアイドルや漫画家や政治家などとの交流、男性上司や旦那や同僚や恋人との関係で起こりやすい。
何故男性がこのような病んだ言動をするのかの原因は、親の虐待などで健全な自尊心を育てられなかったから。
もし男性または女性が「マンスプレイニング」つまり「君のためにやるんだから、言うんだから」という言動の中に「僕のため」「僕を認めてもらいたい」というエゴイスティックなものが感じられたら、相手にはっきりした表現で反論すべき。もし相手が言動を改めないようであれば、SNSやリアルでの繋がりを断ち切るべき。繋がりを断ち切る時は罪悪感や自己嫌悪を伴うけど、自分を守るためと割り切ることが大事。
男性または女性も、相手に優しくしたくていろんな言動をする中で、自分の言動が余計なお世話にならないようにするには、相手の反応に敏感になり微調整すること、相手に良かれと思ってやったことを相手が受け入れても拒絶してもOKと思えるくらい相手にのめり込まないことや相手の都合と気持ちを尊重することが大事と、自戒を込めて綴る。
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