科捜研の女 劇場版

京都・洛北医科大学で、女性教授の転落死が発生。
京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)たちは早速鑑定に取り掛かるが、現場の検証や司法解剖や防犯カメラ映像の検証や血液検査などで殺人の決定的な証拠は見つからず自殺として処理されようとしていた。
だがその頃、国内外各地でも同様の転落死が相次いで起き、京都府警は再捜査を開始。
世界同時多発的なこの不審死事件を調査していくなか、やがて捜査線上にある人物が浮かび上がる……。 
それは、謎の転落死を遂げた細菌学の教授たちが、開発協力していた帝政大学の細菌学教授の加賀野亘(佐々木蔵之介)だった。
加賀野教授が、開発している腸内細菌を元にした「ダイエット菌」が、事件に関わっていることが、榊マリコたち科捜研のメンバーが粘り強く化学捜査する中で明らかになる。
だが、本業の細菌研究費用を国から得るため手段を選ばない加賀野教授が、科捜研の前に立ちはだかる。
科学を武器に、様々な凶悪犯罪に立ち向かう法医研究員を沢口靖子が演じる1999年開始の連続TVシリーズ、初の劇場版。
化学を武器に様々な凶悪犯罪に立ち向かい、危険を承知で化学捜査する榊マリコ、豊富な知識を誇る宇佐見(風間トオル)、科捜研の所長で暴走しがちなマリコに振り回されている日野(斎藤暁)、天真爛漫だが物理系のエキスパート橋口(渡部秀)、映像データ解析分析のエキスパート桶田(山本ひかり)の科捜研チーム、マリコの無理難題に完璧に対応する解剖医の風丘先生(若村麻由美)、さらには元科捜研のメンバーでサイバー犯罪対策課の捜査官の吉崎(奥田恵梨華)やフロリダ州科捜研に所属している相馬(長田成哉)、そしてマリコの元夫の倉橋(渡辺いっけい)やマリコの父で化学捜査監察官の伊知郎(小野武彦)まで、科捜研オールメンバーで、未知の細菌が絡んだ連続転落死事件の謎解きをするべく、最新の化学捜査の機材で化学捜査したり真相の仮説を話し合うテンポ良い展開、マリコを中心とした科捜研チームのプロ同士でありながら擬似家族的な絆が伝わるテンポ良い会話、連続転落死事件の容疑者の加賀野教授とマリコの熾烈な駆け引きもあり、連続ドラマを見ていなくても楽しめるサスペンス映画。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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