ナイル殺人事件 ケネス・プラナー版名探偵ポワロ第2作

エジプトの神秘・ナイル川を巡る豪華客船カルナック号の中で、新婚旅行中だった大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)が殺される。
ある依頼のためカルナック号に乗船した名探偵ポワロ(ケネス・プラナー)に、リネットの夫サイモン(アーミー・ハマー)の元婚約者ジャクリーン(エマ・マッキー)がサイモンをつけ回してカルナック号に乗船したのでジャクリーンに対してリネットに危害を加えないようにリネットから依頼されたばかりだった。
容疑者は、サイモンの元婚約者ジャクリーンやかつてリネットにフラレ未練がある医者ウィンドルシャルムやリネットの従兄弟で財産管理人アンドリューやリネットの名付け親で後見人マリーやマリーの友人ミセス・パワーズやメイドのルイーズなど彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員。
ナイル川に浮かぶ船内という密室で起きた難事件に挑む名探偵ポアロだったが、その真相はポアロの人生を大きく変える……。 
 ケネス・ブラナーが「オリエント急行殺人事件」に続きミステリーの女王アガサ・クリスティの『ナイルに死す』を映画化。
豪華客船カルナック号という密室で起きた大富豪の娘リネット殺害事件の謎解きに挑む名探偵ポワロが、リネットの関係者の人間関係を紐解く中で見えてくる「愛」のために暴走する人たちの複雑な愛憎関係と人間関係。
それは、名探偵ポワロの辛い愛の記憶を、ポワロに思い起こさせ、冷静な推理力を乱す。
犯人の正体は、意外性はあまりないけど、「愛」のために暴走して犯罪を犯す人間関係と動機は切ない後味を残し、前作に続いてオールスターキャストの競演や豪華なロケーションやセットが楽しめるサスペンスミステリー映画。
「愛は、時に人を暴走させる」

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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