せやろがい!ではおさまらない 僕が今、伝えたいこと聞いてくれへんか? せやろがいおじさん
SNSで時事問題を叫んでいる赤ふんどし姿のおじさんを見たことはありませんか?
美しい沖縄の海をバックに、芸能人のタトゥーの話から沖縄の米軍基地問題まで、ありとあらゆる社会・時事問題にツッコミをいれてくことで知られ、テレビ、新聞でも度々取り上げられる「せやろがいおじさん」の初著書!
SNSでの投稿では、問題の核心をとらえた鋭い意見と分かりやすい例えで共感を広げていますが、 動画内ではおさまりきらなかった、もっと伝えたい思いや考えをすべて書いていただきました。
社会問題や政治の話はもちろん、せやろがいおじさんが思うネットや人との関わり方について等、 全192ページにわたって「せやろがいおじさんが今伝えたいこと」を詰め込んだ1冊です。
【contents】
1章 社会問題について (タトゥーについて/マスコミについて/ルッキズムについて/働き方について 等) 2章 政治について (沖縄の基地問題について/政治的なことが言いづらい風潮について/右や左について 等) 3章 ネットとの付き合い方について (ユーチューバーについて/批判について/動画を配信する理由について 等)
自分がかつてアップした「女子がSNSで載せる動画について吠える!」というタイトルの動画で、女子がSNSに載せる自撮りを様々な加工して盛るのをイジる内容を女性差別と非難された経験から、「無意識な差別意識は口臭の臭さのようなモノで、酷さを指摘されても自分ではなかなか酷さに気づけないために、相手の受け取り方のせいにしてしまうが、指摘された時に自分の無意識な差別意識に気づいて向き合い改善することが大事」という考えに至ったこと。
沖縄の基地問題は、海が近いということもあり在日米軍基地の7割が集まっていること、防衛は日本全体の問題なのに他人事と思われていることに問題があり、まるで学校の掃除は生徒全体の問題なのに学校に近い生徒に掃除を押しつけるような不公平感に対する地元民の怒りが根本にあるし、政治思想が対立する場になりやすいので一つ一つ論点を紐解きながら話を進める必要がある。
ルッキズムについて考えるでは、自分が顔のデカさをいじられた経験から、「誰かが傷つくことで保たれる空気なんて壊してしまえ、ノリ悪いヤツ上等でいこう」と傷つく人を励ます。
ネットの誹謗中傷が蔓延しているのは、自分が正しいと思い込んで自分の意見を強めにぶつけ合う会話のドッジボールが行われているからで、こちらが丁寧に応対したらコミニケーション出来る場合があるけど、差別発言にはしっかり指摘したりすることも必要。
クソリプに対しては、自分がアップデートすることが出来るか出来ないかで選別して適切な受け止め方が必要と教えてくれる。
我が身かわいさで政治問題に話題にしづらい世の中で、世界を良くするため自分に被害を被らないために声を上げることの大切さが学べるせやろがいおじさんの著書。
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