イップ・マン 序章 ドニー・イェンがブルース・リーの師匠イップ・マンを演じたシリーズ第1作

詠春拳の達人でブルース・リーの師匠、イップ・マン(葉問)の生涯を描く。
1930年代の中国広東省佛山。南派拳法の達人カム・サンチャウ(ルイス・ファン)など武術館の師範との戦いに勝ったイップ・マン(ドニー・イェン)は、町一番の武術家として知られるようになる。しかし栄華は長く続かなかった。38年に日中戦争が勃発。1年もたたぬうちに佛山は日本軍の占領下となる。自宅を日本陸軍に接収され日本兵たちに武術を教えることを拒否したイップ・マンは誇りをかけ日本陸軍の空手家と何度も戦うことになり、ついに空手の名手である日本軍将校三浦(池内博之)と生死をかけた対決をする。 
ドニー・イェン主演「イップ・マン」シリーズ第1作。
足技が得意なドニー・イェンが、詠春拳をマスターするのは大変だったと思いますが、他の作品の撮影中も練習用の木人を宿泊しているホテルに持ち込んで練習しただけあって見事に演じていました。中国人の誇りを守るために闘う武術家であり心優しい夫や父親であるイップ・マン葉問を、ドニー・イェンが穏やかで情熱を内に秘めた丁寧な演技で演じていて、アジア各地で主演男優賞を受賞するくらい演技が認められました。
イップ・マンと10人の空手家のバトルやイップマンと北派カンフーの達人のバトルの詠春拳特有な攻守一体となったリアルなカンフーバトルシーンは、リアルで迫力満点。
警察官が生活のために日本陸軍の通訳になったり名を売ろうとする武術家が山賊まがいなことをしたり多くの中国人が私利私欲に走る中で武術家として誇り高く生き家族を大事にするイップ・マンの熱いドラマが組み合わさって、熱い感動を呼ぶ傑作カンフー映画に仕上がっていて良かったです。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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