赤めだか 立川談春 立川談志門下の弟子たちの青春グラフティ

~談春さんは 談志さんが残した最高傑作~
――ビートたけし
17歳で天才落語家・立川談志に入門。
両親の反対により新聞配達をしながら、「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での落語家前座修業が始まる。
三日遅れの弟弟子は半年で廃業。
なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる……。
様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す! 
テレビドラマ『下町ロケット』(TBS系)などで俳優としても活躍、「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!
立川流の修行は、談志師匠に大量の用事を言いつけられるところから始まる。
立川談志師匠の落語の稽古は、「浮世根問」という初心者向けの噺で落語のリズムとメロディーを叩き込むところから始まる。
談志師匠の稽古は丁寧で、お辞儀の仕方や扇子や目線の置き方や声の張り方まできっちり教えてくれる。
チェックするところはちゃんと指摘するが、褒め上手だし相手の進歩に合わせて教える。
談志師匠に、礼儀作法や気遣いなど修行するために、築地市場で桂文字助師匠から手ほどきを受ける時の数々のエピソード(仕事を通じてコミュニケーションや気遣いが自然に出来るようになった。
「スパイシー事件」は大爆笑エピソード)、談春と弟弟子・志らくのライバル関係(覚えるスピードが早い志らくに追い付くために友人になり切磋琢磨するエピソードの数々)、談志師匠と弟子の馴れ合わない壮絶な関係(談志師匠を批判した真打ちと談志師匠の芸人のプライドを懸けた喧嘩のエピソードなど)、前座時代の空腹と戦った爆笑エピソード(談志師匠が寝た後に家の隣のスーパーで一日分の食事を食べているところを見つかり怒られるエピソードや立川流一の大食い談之進のエピソードなど)、落語家としてスタートを切れる二ツ目になるためのハラハラドキドキの試験、談春が真打ちになる時の事情、談志師匠の名言の数々「落語とは業の肯定」「嫉妬とは、己が努力行動をせず相手の弱味を口であげつらって自分のレベルまで下げる行為」「現実は事実だ。現状を理解分析しろ。そして原因を見つけ処理しろ」、落語という芸人の世界で立川談志という天才に憧れた弟子たちの一流の芸人を目指す苦闘奮闘を描いた傑作青春物語。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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