喋血独言
これまでの人生は自己否定との戦いだった気がする。
転校の多い私は、友達を上手く作れずにいた。小学校の頃、虐めにあった。徹底的にシカトされた。怒りが凍りついたままだった。
思い出してみると、家庭には常に緊張がありました。
はしの使い方、食べる順番を間違えると、父の怒声がくる。
両親はしょっちゅう口論していました。
主に子供の教育について。怒りっぽく支配的で冷たく世間体を気にする父と、息苦しい程過保護で感情のコントロールが上手くない母との間で、橋渡し役や母の慰め役を行なっていました。
家庭にも居場所が無かった。いつも孤独だった。学校の図書館が居場所だった。文学や映画の世界に逃げた。
大学進学の時、英文科に行かせてくれなかった。怒りが溶け出した。
家出をした。
大学時代から鬱復活し出した。眠れないし抑鬱状態になった。
西尾和美さんの本に出会いアダルトチルドレンであることに気付いた。自分育てと生活の建て直しが始まった。
自己嫌悪と自己肯定の繰り返しの中で、少しずつ前に進めてきた気がする。
相変わらずの自分を、自分だけは見捨てないで生きていきたい。
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