平成狸合戦ぽんぽこ
「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」の高畑勲監督が、人間による自然破壊から自分たちの住処を守ろうと奮闘するタヌキたちの姿をユーモラスに描いたファミリー・アニメ映画。
自然の恵み多き東京は多摩丘陵。そこに住むタヌキたちはのんびりとひそやかに暮していた。
しかし、宅地造成による自然破壊によって、タヌキたちのエサ場が次第に少なくなっていた。
自分たちの住処を守るため、タヌキたちは先祖伝来の“化け学”で人間たちに対抗することにするが……。
高度成長期の多摩を舞台に、住みかの森を守るために化け学を武器に人間と戦う狸の戦いを、ユーモラスに描いています。
落語家・古今亭志ん朝のナレーションがおとぎ話や落語のテイストを加え、化け学の練習や人間研究に熱中するあまり人間の食べ物や文化に狸が憧れを抱いたり、ラストの人間と狸の戦いも百鬼夜行の化かし合いも面白いです。
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