ランボー ラストブラッド ジョン・ランボー、最後の戦いは愛する者を奪われた復讐戦

かつてアメリカ陸軍特殊部隊、通称グリーンベレーの兵士として、ベトナム戦争を生き抜いたジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)。帰還してからはPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされながらも、伝説の戦闘マシンとして、世界各地で戦いに身を投じてきた。
そんなランボーも今ではアメリカに帰国し、故郷アリゾナの牧場を営みながら、古くからの友人のマリアとその孫娘のガブリエラと、“家族"として平穏に暮らしていた。
ところが、かつての友人ジゼルから自分を捨てた実の父親マヌエルがメキシコにいると知ったガブリエラが、ランボ ーの反対も聞かず一人で危険な地に踏み込み、人身売買カルテルに拉致されてしまう。
怒りに燃えるランボーは、最愛の“娘"を救出し、一味への復讐を果たすため、元グリーンベレーのスキルを総動員し、戦闘準備を始める──。 
 シルヴェスター・スタローン主演「ランボー」シリーズ最終章。 
前作「ランボー最後の戦場」のラストで、故郷に戻ったジョン・ランボーは、故郷アリゾナで旧友のマリアと孫娘ガブリエラと実家の牧場で穏やかに暮らしているように思えたが、ランボーは今でも戦場で負ったPTSDに苦しみ、ボランティアで災害救助に参加して救えなかった命があればさらに苦しみ安定剤が手放せず、牧場のあちこちにトンネルを張り巡らせ武器の手入れと自作の武器を持たなければ安心出来ない。
未だに、ランボーにとって、戦場は終わっていなかった。 
そんなランボーの義理の娘ガブリエラが、自分を捨てた父マヌエルの居場所を知り、自分を捨てた理由を直に訊くために反対を押し切ってメキシコに行ってしまう。 
父マヌエルに冷たく拒絶されたガブリエラは、古い友人ジゼルに言葉巧みに現地のバーに誘き寄せられてしまう。
 女を拉致して金にする人身売買組織に、待ち伏せされていることに気づかずに。 
義理の娘ガブリエラが、変わり果てた姿になった時、ランボーは鬼神となって人身売買組織を掃討する。 
ランボーというと、メインウェポンはサバイバルナイフとコンパウンドボウ。 
今回は、ガブリエラを拉致監禁している売春宿に客を装って殴り込む時は、韓国バイオレンス映画のように金槌を使い、人身売買組織を相手にしたクライマックスのバトルではブービートラップを牧場やトンネルに隙間なく仕掛け、落とし穴の底には人間用の剣山や虎ハサミを仕掛け、至るところに武器を隠してから待ち伏せするという念の入れようと、グリーンベレー仕込みの在宅戦を繰り広げるバトルシーンは、シリーズ最高にハードコア。 
戦いの果てに、ランボーは安らぎを手に出来たのか、ファンなら必見の最終章。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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