パーフェクト・ワールド
建築士の鮎川樹(松坂桃李)は、大学生の時に事故に遭ったことが原因で、脊髄を損傷し、下半身が不随に。
“恋愛も、好きだったバスケットボールも、もうしない"と心に固く決めていた。
そんなある日、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、閉ざされていた樹の心が、少しずつ開かれていく――。
しかし、二人の前には、さまざまな“困難"が立ちはだかる。
つぐみに思い を伝えられない幼なじみ・是枝洋貴(瀬戸康史)。
自暴自棄になっていた樹を励まし続けた“恩人" 長沢葵(中村ゆり)。
突然障がい者となった息子を、誰よりも心配する、樹の母・文乃(麻生祐未 )。
障がいのある樹との恋に反対する、つぐみの父・元久(松重豊)。
お互いを“幸せにしたい"と思えば思うほど、二人はすれ違い――。
無限の可能性が広がる中で、樹とつぐみが選ぶ未来とは――?
有賀リエの同名漫画をドラマ化。
脊髄損傷が原因である尿毒症や褥瘡などの症状、車椅子で動ける範囲、何よりも障害者であることで諦めたり我慢してしまうこと、両親の無理解や心配など、様々な壁を乗り越えて、樹とつぐみが強く成長し支え合い絆を強くしていく過程が丁寧に描かれていて、山本美月も健闘したが、松坂桃李の渾身の演技に惹きつけられた。
菅田将暉の主題歌「まちがいさがし」はドラマの内容によく合っていて心揺さぶられたヒューマンラブストーリードラマ。
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