ルパン三世 ルパンvs複製人間

原作はモンキー・パンチの同名漫画。脚本に大和屋竺と吉川惣司を、監督に吉川惣司を起用した劇場用作品第1弾。
旧TVシリーズ初期の雰囲気が色濃い、硬派な作品。
主題歌の「ルパン音頭」を、三波春夫が歌った。
ルパン三世が、処刑されたが、ルパン三世の死を信じなかった銭形の前にルパン三世が現れる。
峰不二子にねだられ、エジプトのピラミッドから“賢者の石”という石ころを盗み出したルパン三世。
不二子はその石の入手をマモーと名乗る不気味な男から依頼されていた。
だが、ルパンが渡した石は、彼がすり替えた偽物だった。
マモーに捕らえられたルパンは、賢者の石が不老不死の力を得るために必要な秘宝だと知る。
一方、ルパンと行動を別にしていた次元大介と石川五右ェ門の元には、アメリカ大統領の特別補佐官が極秘で接触を謀ってきていた。
どうやらマモーは、世界各国を脅迫しているらしい。果たしてマモーの正体とは…!? 
ルパン三世劇場版第1作は、テレビアニメーション第1作のハードボイルドでアダルトな作風をスケールアップし、クローン技術を使い不老不死を得て裏から世界を支配しようとするマモーとの壮絶な対決を、巨大トレーラーに押し潰されそうになりながらのハイウェイでのカーチェイスや地下下水道でのヘリコプターと五ェ門のバトルなど奇想天外なアクションとお色気満載で描いています。
ルパン三世と次元や五右衛門の大人の友情をベースにした粋な会話も、ステキです。
ルパン三世とマモーの峰不二子を巡っての三角関係も、何物にも縛られない自分というアイデンティティを取り戻す男の戦いという要素もあって、見応えがあります。
「夢盗られちまったからな、取り返さなきゃ」
「夢って、女のことか?」
「じっさいクラシックだよ。オマエさんは」

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

0コメント

  • 1000 / 1000