シン・シティ 復讐の女神

フランク・ミラー原作をロバート・ロドリゲス監督が映画化した、アクション・ノワール第2弾。

JUST ANOTHER SATURDAY NIGHT 
道端に投げ出されたマーヴ(ミッキー・ローク)が目を覚ますと、クラッシュしたパトカーと男の死体が転がっていた。直前の記憶がないマーヴは、ホームレスに放火するなどしていた大学生らに下した裁きから思い出していく。

THE LONG BAD NIGHT 
流れ者のギャンブラー・ジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、権力者ロアークとのポーカー対決に圧勝する。だがロアークに命のように大事な指を、折られてしまう。闇医師に治療を受けたジョニーは、権力者ロアークに復讐戦を挑む。

A DAME TO KILL FOR
探偵ドワイト(ジョシュ・ブローリン)は、魔性の女エヴァ(エヴァ・グリーン)に利用され、エヴァの夫を殺害した容疑者にされてしまう。オールドタウンに逃げ込んだドワイトは、ゲイルとマーヴの力を借りて、エヴァへ復讐する。

NANCY's LAST DANCE 
ナンシー(ジェシカ・アルバ)は、最愛のハーディガン(ブルース・ウィルス)の仇であるロアークに対して、マーヴを助っ人にしてロアークに戦いを挑む。
以上のエピソードが交錯して、前作以上の愛と復讐のストーリーが展開する。 

流れるような動きの二刀流で敵を皆殺しにするミホやマーヴとマヌートの重量級ガチンコバトルや狂える復讐の鬼と化したナンシーのクロスボーなどパワーアップしたバイオレンス、自分を残して自殺したハーディガンとハーディガンを殺したロアークに対する怒りと復讐心のために酒浸りになり自分の顔を傷つけ復讐鬼となるナンシーや自分の暴力的な部分を抑えながら魔性の女エヴァに翻弄されるドワイトや相手によって理想の女を演じて相手を翻弄する魔性の女エヴァのダークな心情と葛藤を描いた丁寧な心情描写、ドワイトを命がけで守るゲイルの健気な愛と復讐鬼と化したナンシーのハーディガンに対する狂気的な愛そして男を利用し抜くエヴァの邪悪な愛が組み合わさって、前作よりパワーアップしたアクション・ノワールに仕上がっています。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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