『政治家にとって何が大事だったのか?枝野と前原、明暗分けた「筋を通すこと」 | My Mind Note・ミュージック&ムービー中毒で全身当事者主義な日々』
衆院選は、自民党が圧勝したけど、公明党や維新や希望の党が議席を落としたり政治構造が変化した。マスコミや政治家を驚かせたのは、立憲民主党の躍進である。
事前の予想では、民進党代表の前原が旧民進党議員を引き連れ希望の党に合流し、自民党を脅かすかに思われた。ところが、希望の党の小池代表が、政策が一致しないと合流させないと旧民進党の一部議員の合流を拒み、合流出来なかった旧民進党議員は無所属で選挙戦を戦わざるを得なかった。
そういう選挙に勝つための数合わせ野合、政策や理念を捨てた無節操な行為に違和感を感じたリベラル層だけでなく幅広い層が支持したのが、立憲民主党。
SNSを使い、「立憲民主党は、安倍政権や自民党に批判的なリベラル層の受け皿になる」「立憲民主党は、永田町の内側ではなく、国民の方を向いた政治をやる」というメッセージを配信し続けた。つまり立憲民主党の理念を、シンプルに訴えた。これが、リベラル層の支持をつかめた理由。
だが、衆院選の投票率は戦後2番目に低く、自民党が圧勝した。これからの課題は無関心な層を惹き付けるような政策をどうアピールするか、無所属の野党議員や他の野党と団結して野党連合をどう実現するか。
次回の衆院選まで、戦いはこれから。
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