『トランプ大統領の来日目的は、アメリカ製武器の売り込みか？ | My Mind Note・ミュージック＆ムービー中毒で全身当事者主義な日々』

先日来日したトランプ大統領と安倍首相の会談で決定した重要で注目すべき事項は、トランプ大統領のアメリカ製の防衛装備品や兵器の売り込みに対し、安倍首相が「日本の防衛力を拡充していかなければならない。アメリカからさらに購入しなければならない」と応じたことである。

トランプ大統領にとっては、売れ残りの兵器や防衛装備品を日本に購入させることで、アメリカ国内で冷え込んでいる鉄鋼業や防衛産業の雇用と生産を活発化させ、対日貿易の赤字を解消することでトランプ派支持者の支持を強固なものにしたいという思惑がある。安倍首相にとっては、支持率を高め改憲に繋げるために北朝鮮との緊張状態が必要で、改憲の中で安倍首相が特に実現したい緊急状態事項を実現を熱望するような空気を生むためにも戦争が起こるようなムードが必要という思惑がある。

だがオスプレイは事故が多発して、軍事ジャーナリストからは「必要な維持費や整備費にしわ寄せがいき事故が多発する恐れやアメリカ軍のオペレーションに組み込まれ大規模な戦闘に参加し死傷者が続出する懸念が倍増する」と警告が出ている。

マスコミは、トランプ大統領の娘にはしゃぐおばちゃんの様子や安倍首相とトランプ大統領のゴルフのことなどを報道するのではなく、本当に報道すべきことを報道すべき。