『新入社員の僕は、上司のセクハラに声を上げて良いのか分からなかった | My Mind Note・ミュージック&ムービー中毒で全身当事者主義な日々』

23歳のショウタさん(仮名)が受けたセクハラは、性風俗の強要だった。
仕事先の上司に飲み会に誘われ、部屋番号を聞かれたショウタさんは何気なく部屋番号を教えた。ショウタさんが部屋に戻ると、頼んでもいない風俗の女性が来ていた。ショウタさんは仕方なく代金を支払い、何もせず帰ってもらった。ショウタさんが働いている会社は、上司が女性社員を目の前にして「すぐヤれるよ」「こいつはエロいよ」と言っていることが許容されたセクハラが蔓延している職場だった。ショウタさんは、上司と上手く合わせるためにそういうセクハラまがいに乗ることが出来ない人だった。それからショウタさんは上司に「お前は面白くないな」と繰り返しいじられ、不調をきたすようになって退職した。古い価値観のショウタさんの父親は「そんなことに我慢出来ないようじゃお前は負け犬だ」とショウタさんを責め、ますますショウタさんは調子を崩した。ショウタさんは、セクハラの影響から街で見知らぬ女性と会うことが怖くなってしまった。ショウタさんは、「#Metoo」ムーブメントに背中を押され、ニュースサイトBuzzfeedに自らの経験を告白した。ショウタさんは「自分が告白したことで男女問わず、嫌なことは嫌だと言える世の中になって欲しい」と語る。
労働問題に詳しいある弁護士は「先輩目線では後輩サービスでも、後輩が嫌で断れない場合、セクハラやパワハラになる」と、語る。1月15日の朝日新聞で5回連載が始まった「#Metooをどう考える?」でも男性のセクハラ被害が掲載されている。
セクハラの定義は、男女問わず立場の上下を利用して自分の意思や欲求を強要すること。そしてその苦しさは、男女関係ない。
「#Metoo」ムーブメントは、男女問わず嫌なことは嫌だと声を出すこと。男女の垣根を越えて、連帯していくことが、大事。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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