ヒート アル・パチーノvsロバート・デ・ニーロ

冷徹無比の犯罪組織のボスのニール(ロバート・デ・ニーロ)と、仕事に憑かれて一般的な家庭生活が送れない刑事ヴィンセント(アル・パチーノ)。
追うものと追われるものと、虚々実々の駆け引きとせめぎ合い。
やがて二人はそれぞれの抱える孤独のうちに、奇妙な共感を覚える。
だが彼らには、避けては通れない運命の直接対決が待ち受けていた― 
仕事一徹のアルパチーノ、冷静沈着な強盗のプロ・ロバート・デ・ニーロ、二人の対決を、リアリティーのある迫力満点の強盗シーン、アサルトライフル撃ちまくりのロス市街地での大銃撃戦、それぞれのキャラクターの心情(バルキルマーが借金苦で夫婦関係で悩んでたり、アルパチーノが親子や夫婦関係で悩んでいたり、身一つで生きることにこだわりながらロバート・デ・ニーロが密かにフィジーで暮らすことを夢見たりなど)。
非情で用意周到な裏社会のディテール(組織のボスとして部下の家族の面倒見たり、裏切り者は消す、ムダな殺しはしないなど)や銃器の描写がしっかりしていて、カフェでのデ・ニーロとパチーノの静かな対決や空港でのデ・ニーロとパチーノの対決など男同士のぶつかり合いの名場面も満載の、不朽の傑作クライムアクション映画です。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

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