「せやろがいおじさん」は何故誰も傷つけないお笑いを目指すのか?
「せやろがいおじさん」が、動画を作る時、最初はあるあるネタで攻めようと思っていたが、「久々に会って「覚えている?」って聞く人に一言」などの動画がネットで拡散したことから、共感に加えみんながモヤモヤしているけど言語化出来ないことを話題にするとスッキリするという現在のスタイルが出来上がった。
「りゅうちぇるタトゥー」「オリンピックボランティア」など時事問題を話題にする時、せやろがいおじさんが気をつけていることは、マイルドな言葉でクスッと笑ってもらえるようにすること。せやろがいおじさんが動画を作る中で見えてきたた「誰も傷つけないお笑い」像を考えるきっかけになったのは、過去の自身の動画が女性蔑視と非難されたことがきっかけだった。女性をきついいじり方をして笑いに変えるのは、今までのお笑い界のお約束では当たり前だったけど、そういうお笑いではみんなが安心して笑えない。人を傷つける意図がなかったというのは、言い訳にならない。だから「誰も傷つけないお笑い」を「せやろがいおじさん」を通じて、模索していく。
ネットでもリアルでも意見のぶつかり合いが、殺伐としている。せやろがいおじさんのお笑い動画のように、様々な意見を擦り合わせて前向きに議論出来たら新しい世界が見えてくると思える。
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