アナと雪の女王2 「雪の女王」を新たな目線でアニメ映画化 その2
かつて、真実の愛によって姉妹の絆を取り戻したエルサとアナ。3年の歳月が過ぎ、アレンデール王国の女王となったエルサは、アナ、クリストフ、そしてオラフと共に幸せな日々を過ごしていた。
だが、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、姉妹はクリストフとオラフを伴い、アレンデール王国を離れて未知なる世界へ。
それは、エルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす、驚くべき旅の始まりだった…。
「雪の女王」を新たな切り口で描く「アナと雪の女王」続編。
今回は、精霊の国アートハランの精霊が、アレンデールに異常気象を引き起こし、エルサを呼ぶ謎の歌声がエルサとアナを新たな冒険に誘う。
それは、エルサが魔法の力を持つことになった理由、アナとエルサの両親がサザンシーで行方不明になった理由に関わる真実が関わっていた。アレンデールと精霊の国アートハランが、何故霧に隔てられることになったのかが、冒険の中で明らかになり、アレンデールと精霊の国アートハランの和解の鍵を握るのがエルサと分かり、エルサとアナがアートハランとアレンデールの和解のために奮闘する展開は、「もののけ姫」のようだが、エルサが魔法の力で精霊と戦うアクションシーンは「Xメン」のようだったり、クライマックスのアースジャイアントがダムを襲うスペクタルシーンなど、よりファンタジー色が強くなってハラハラドキドキさせる。
アナが、より強いヒロインに成長したり、アナとエルサの関係も変化したり、単なるヒット作の焼き直しではない続編として楽しめる。
「イントゥ・ジ・アンノウン」「みせて、あなたを」は、「レット・イット・ゴー」を超えるエルサの強い決意をエモーショナルに歌い上げていて心揺さぶる。「恋の迷い子」は、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のプロモーションビデオのオマージュを込めたユーモラスな曲調がファニーで良いし、ミュージカルとしても楽しめるファンタジー・ミュージカル・アニメ映画。
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