『詩織さん準強姦被害事件もみ消し問題で安倍首相が山口敬之氏との関係について嘘八百 | My Mind Note・ミュージック&ムービー中毒で全身当事者主義な日々』

伊藤詩織さんの山口敬之氏から受けた準強姦被害事件もみ消し問題について、野党議員を中心に詩織さんの準強姦被害事件の捜査や検察審査会の過程の妥当性について精査する超党派の会が連日ヒアリングを開き、国会の予算委員会で福島みずほ議員が法務委員会では柚木道義議員が安倍首相に詩織さん準強姦事件での執行前の逮捕中止や準強姦事件の捜査の過程や山口氏を不起訴とした検察審査会の公平性について質問した。
しかし安倍首相は、「個別の案件について答えることは控えたい」とし、自民党の平口洋委員長は「一般人の個別案件について議論することは控えていただきたい」と質問を遮り審議をストップさせている。
柚木議員はこれに対し「山口さんだけ特別ですか?安倍首相のお友達だからですか?他の委員会では一般人の個別案件も認められている。開かれた司法じゃないんですか、安倍政権は?」と、追及した。
また超党派の会でのヒアリングで、福島みずほ議員は「山口氏の逮捕を中村部長が執行停止した記録は残っているか?」と警察庁に追及した際、警察庁は山口氏の逮捕を中村部長が執行停止した決済書類などの記録が残っていることを認めた。
ここで問題なのは、安倍首相が山口氏との関係を「取材対象として知っている」としたこと。
山口敬之氏の著書「総理」では、山口氏が安倍首相の自宅や外遊中のホテルの一室をしょっちゅう出入りしているシーン、安倍首相や昭恵夫人と定期的に登山していること、内閣人事案や消費税をめぐってメッセンジャーの役割を果たしたことを山口氏自身が書いている。また第一次安倍政権の時に安倍内閣退陣をスクープしてジャーナリストとして名を売ったことなどが安倍首相との関係にあることは、安倍首相が2012年に自民党総裁に帰り咲いた際に菅官房長官が「山口氏の電話がなければ、今日と言う日はなかった」と言わしめたほど。
つまり安倍首相と山口敬之氏の関係は、取材の対象などではなく、かなりズブズブの関係と見たほうが良い。
実際、山口氏は詩織さんの準強姦被害事件について週刊新潮から取材を受けた際、安倍首相の側近の北村内閣情報官に相談メールを送っている。
これからは、伊藤詩織さんが山口氏を告訴する民事裁判が5日から開始し、超党派の会が中村部長が山口氏の逮捕を執行停止した決済書類などの記録を開示請求するなど、記録を開示精査して真相を明らかにする段階に入った。
ブラックボックスの扉が開かれるのは、これからだ。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

0コメント

  • 1000 / 1000