カリートの道 アル・パチーノ主演のギャング・アクション映画 その2

かつて街を牛耳り麻薬の帝王として君臨したカリート(アル・パチーノ)が弁護士で親友デイヴ(ショーン・ペン)のおかげで刑務所から帰って来て見たものは、以前には闇の世界にもあった仁義やルールが時の流れと共に姿を消し、今や殺伐とした雰囲気に変貌していた街の姿だった。
今度帰ってきたら待っていてくれた恋人ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)との純粋な愛に生きようと思っていた彼は、そんな街からは出ていくことを心に決めていたが、彼にはどうしても返さなければいけない1つの“借り”があった……。 
もしトニー・モンタナが生き延びて、娑婆に出ることが出来たらどんな人生を歩んだかという感じのストーリーです。
アル・パチーノが演じるカリートは、トニー・モンタナよりも、より仁義を重んじて、情が深い昔気質のギャング。
カリートはかつて愛した女ゲイルと南の島で余生を過ごすために、親友の弁護士デイヴやかつての仕事仲間とのしがらみに抗いながら、カリートは自分なりの道を貫いていく。
「スカーフェイス」よりも枯れた渋みのある男っぷりを、アル・パチーノが見せています。
特にラストの駅の構内での華麗な銃撃戦は、デパルマ独特の長回しを生かしたスリル満点のアクションシーンで、見応えがあります。
ジョン・レイグイザモやショーン・ペンの好演も、見応えあります。

daiyuuki 全身当事者主義

全身当事者主義。ワーキングプアや毒親やブラック企業などのパワハラやモラハラに苦しみ戦い続けてきた立場から書いた、主にメンタルヘルス、LGTB、ヘイトスピーチ、映画やライブのレビューなどについてのアメブロの記事から、厳選して共有していきたい記事だけ、アメブロと連携します。 クリエイターリンクは、こちら↓ https://lit.link/daiyuuki

0コメント

  • 1000 / 1000